福本健一郎
Prize
パトロンプロジェクト 菊池麻衣子 賞
1986 広島県出身
2011 東京芸術大学 美術学部 絵画科 油画専攻 卒業
2012-13 シンガポール、Lasalle college of the Arts Fine Arts 交換留学
2014 東京芸術大学大学院 美術研究科 油画 修了
主な個展に2015年TOKYO WONDER WALL都庁、2014年「Dear Friends」(実家JIKKA)など
主なグループ展に2014年アートアワードトーキョー丸の内など。アジアを中心にシンガポール、台北、ソウル、北京でも発表を行う。
2014年にアートアワードトーキョー丸の内にて今村有策賞受賞。
パブリックコレクション 山梨学院大学。
福本健一郎は絵画をメインにドローイングや彫刻、陶芸といった多様なメディアを用いながら自然と人の根源的な関わり合いや生きる喜びを表現している。
最近は、手で物を作ることの意味を考えながら自然と人間と物が一体化した像を作っています。震災をきっかけに、私は人間の存在意義と自然の関係を見つめ直したいと思い、2012年にシンガポールへ留学をしました。留学中に、東南アジアを旅しながら原生林で熱帯植物をドローイングした事が、この世界の美しさと儚さの連続性の中で生命は続いているのだと大きな繋がりを意識するきっかけになりました。日本に戻ってからは絵画だけでなく、2014年から木彫と陶芸の制作も行っています。土や木、絵具といった素材の感触を肌で感じ取り、一体化した像を作ることで生物の生きる姿を捉えたいです。