キュンチョメ
ホンマエリとナブチの男女ユニット。「こんな世の中、キュンチョメするしかないっしょ?! 」と思ってキュンチョメはじめました。
花壇を踏み進まなければ展示会場に入れない「Flower xx」(2012)、東日本大震災の被災地で自らがひたすら遠吠えを続ける「遠い世界を呼んでいるようだ」(2013)、日本の自殺の名所である樹海で"もういいかい"と誰かに呼びかけ続ける「なにかにつながっている」(2014)、など、様々な場所と手段で人の業と対峙しています。
近年の個展に、「ここではないどこか」(ナオナカムラ)、「なにかにつながっている」(新宿眼科画廊)。
第17回岡本太郎現代芸術賞受賞。
未だ汚染水が垂れ流されているという原発横の海に潜り、昆布を採取してきました。
津波で破壊された民家は今まさにゴミとしてユンボに壊され更地にされていくなかで、だれも立ち入らない海中の昆布達はガレキを寝床にすくすくと育っています。その昆布で砂時計を作りました。
一粒一粒落下していく昆布時計は、"リセット"へとカウントダウンを続けます。
http://kyunchome.main.jp/