松田修
1979年生まれ。
東京芸術大学大学院美術研究科終了。 映像、立体、絵画とジャンルを問わず様々な技法や素材を駆使し、社会に沈潜する様々な問題を浮上させる作品を制作。主な個展に、ニコイチ!(2012 / 無人島プロダクション)、PARAdiselost,PARAdise(2014 / 無人島プロダクション)。
世の中には対立軸を持ち、隔たりを感じるものが多くある。例えば、自分の言葉の意図とはうらはらに、相手を傷つけることがあるだろう。僕はそういった時に、"きみ"と"ぼく"に隔たりを感じる。作品や展覧会の根幹に毎回対立構造を設定し、その"隔たり"に対する提案を考えている。
ポップカルチャーからアートのコンテクスト、私的な想い出、様々な要素をコンセプトに取り込み、沈潜する様々な"隔たり"をひとつひとつ浮上させる。その隙間を埋めたり、混在させたり、転換したり。そういう感覚で作品を作っている。