土屋貴哉
Prize
野老覚 賞
美術家。1974年東京都生まれ。
2001年東京芸術大学大学院美術 研究科修士課程修了。
1990年代後期より、日常のものごとへの最小限の介入をほどこした 作品を制作。それらは、映像・写真・平面・立体・インスタレーション、プログラミング作品など、多メディアに渡り展開される。近年は、小瀬村真美やアタカケンタロウ(建築家)とユニット活動も行う。主な展覧会に、「1974年に生まれて」群馬県立近代美術館(2014)、「昨日はどこへいった。」(土屋貴哉+アタカケンタロウ)(2013, 2015)など。
90年代末より活動を開始。映像、写真、平面、オブジェ、インスタレーションなど、手掛ける形式は多岐にわたるが、その多くは「イ ンターヴェンショニズム」という方法が取られている。本作は、近年継続しているウェブプログラムによるネットアートシリーズから。
本作はスクロールバーの個数分のウェブページが同一ドメイン上に同時表示されており、それらウェブページが其々自立的にスクロール を繰り返している。スクロールバー外観は起動マシンのOSにより変化する。