小松隼也

小松隼也 賞

Selector

小松隼也
弁護士

Silver Prize

今西真也

Prize Statement
キャンバスの上に複数層塗り重ねられた絵の具が筆跡によって穿ち削られることによって現出する無数の点。無数の点は鑑賞者の視覚上でイメージとして重なり、見えなかったモチーフが穿たれた点によって浮かび上がる。当該モチーフは、作品タイトルでもある過去の時点に一度具現化したものであるが、鑑賞者の視覚上でイメージと再び重なることになる。
今西さんが追求しているテーマに合致した素晴らしい表現手法だと思います。過去の作品から本作品に至るまでの過程も大変興味深く、今後の作品がますます楽しみです!久しぶりの帰国で今西さんと作品に出会えたことを大変嬉しく思います。また、約束したフェアでもお会いしましょう!!

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Selector Profile
弁護士。専門は訴訟、著作権など。芸術文化活動を支援する専門家団体「Arts and Law」に所属し、アートに関する相談や裁判を数多く手掛けるうちに気付けば自らもコレクターになっていました。訴訟で得た報酬は、ほぼ全てがコレクションに。2014年、最先端のアートに関する法律、裁判例、政府の助成などを研究するためにニューヨークに渡米。ニューヨークでは毎日のように現地のアーティストと楽しい日々を過ごしていますが、日本のコンテンポラリーアートが恋しくなり、この度、一時帰国してコレクターズ・プライズに参加させていただくことを決めました。素敵な作品に出会えることを楽しみにしています。