東出菜代 賞
Selector
東出菜代
オフィス・ド・アッシュ 代表
Prize
篠崎裕美子
Prize Statement
壁からぽっこりとせり出したいびつなフォルム、鬼のような二本のツノ、へこみに見え隠れする金と銀、全ての要素が胸にぐっと来る陶の作品でした。今回決め手となったのは、なんといっても「部屋のどこに置きたいか」、すぐに想像出来たことです。うちのスペースが、この作品を待っているような気がしました。惹かれました。それが決め手となりました。
Selector Profile
1978年石川県生まれ。2001年慶応義塾大学文学部美学美術史専攻卒業後、渡仏し、2009年までパリに在住。パリ国立近代美術館ポンピドウ・センター現代美術部門でのインターン修了後、2009年に帰国するまでインディペンデントキュレーターとしてパリで活動。2011年Office de H(オフィス・ド・アッシュ)を設立。個人とアートをつなぐwebプラットフォーム「マイクロメセナ」(旧名ピエス・ユニーク)を2011年より運営。人とアートの新しい関わり方を実践する活動に取り組んでいる。