メインギャラリーエリア 作家Main Gallery Area Artist

Artists

中村 厚子 / Atsuko Nakamura

※写真は参考作品です。出品作品とは異なる場合がございます。

作家情報

中村 厚子

中村 厚子

1982年 石川県生まれ
2011年 ロンドン大学スレードスクールオブファインアート彫刻修士課程卒業
2017年「MOTサテライト 2017秋 むすぶ風景」、東京都現代美術館企画
2017年「Monologue Dialogue 4」、The Koppel Project、ロンドン、英国
2016年「Artist in FAS 成果発表展」、藤沢アートスペース、神奈川
2015年 6周年記念個展「The Border of Conscious and Unconscious」、金沢アートグミ、石川
2015年「Intimate Transgressions」、Whitebox、ニューヨーク、アメリカ

地元の自然環境が工業団地開発の為に破壊された体験、そして大学時代に学んだ建築のあり方に疑問を感じたことをきっかけに、「人間の営みと自然」をテーマにインスタレーション、映像作品を制作。いけばなで学んだ技術も生かし、流木や塩、水といった自然素材を使用し、〈自らが作る部分〉と〈自然が作る部分〉を意識的に分け、それらを組み合わせ形にする。作品は人の自然との関係性を問い、自然の美しさや儚さ、グロテスクなまでもの生命力や強さ、また人間を遥かに超越する時間を感じさせることを意図している。

http://www.atsukonakamura.com/

推薦者

鷲田 めるろ / Meruro Washida

金沢21世紀美術館キュレーター

[推薦者コメント]

流木や塩など、海と陸の境界を横断するようなものをよく素材として用い、インスタレーションや彫刻作品、平面など幅広い制作を行なう。塩は人の体にとって必要なものであると同時に、一定量を超えた摂取は人を死に追いやると作家がいうように、その根底には、人は両義的で境界を横断する存在であるという価値観がある。海と陸の境界という観点から、福島原子力発電所の事故をモチーフにした社会的な問題をテーマとした作品も試みている。2015年に金沢のアートスペース「金沢アートグミ」にて個展を開催。