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山本 優美 / Masami Yamamoto

※写真は参考作品です。出品作品とは異なる場合がございます。

作家情報

山本 優美

山本 優美

1983年 大阪府生まれ
2009年 ベルギー国立ラ・カンブル高等視覚芸術学校 セラミックコース 修士課程修了
2016年 「コレクション展 1Nous ぬう」、金沢21世紀美術館、金沢
2015年 「個展 存在の感触」、ワコール本社エントランス、京都
2015年 「三宅砂織 山本優美 Why did I laugh tonight?」、Gallery OUT of PLACE、東京
2014年 「SICF15 グランプリアーティスト展 山本優美『うつしみ』」、スパイラル、青山
2013年 「ゲンビどこでも企画公募」、広島市現代美術館、広島

強い存在感と脆さをあわせもつ焼き物は、私達が「在る」という実存的な感覚と共鳴する記憶メディアであると考えている。本作は私の個人的な人間関係における同世代の女性たちにいくつかの質問に答えてもらい、思い入れのある衣類を借りて制作した。質問の内容は一見脈絡のないものに思われるかもしれないが、彼女たちの現実の私生活と無意識の世界を映し出している。彼女たちの身体の最も近くに在る親密な衣類を手作業で彫り、陶に記憶させることで孤独や哀歓を抱えた現代に生きる人々の姿、私達の存在に纏わる感覚を浮かび上がらせる。

https://www.yamamotomasami.com/

推薦者

鷲田 めるろ / Meruro Washida

金沢21世紀美術館キュレーター

[推薦者コメント]

細部まで作り込まれた工芸的な手仕事が魅力。布というしなやかに形を変えるものを、焼物という硬く、だがもろい素材でつくるという対比によって緊張感を生み出している。また友人が身につけていた衣服をモチーフとすることで、衣服にしみ込んだ愛着や思い出など、その人のポートレイトのような物語性もある。2016年度に開催された金沢21世紀美術館での展覧会にも出品された。