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宮崎 優花 / Yuka Miyazaki

※写真は参考作品です。出品作品とは異なる場合がございます。

作家情報

宮崎 優花

宮崎 優花

1990年 群馬生まれ
武蔵野美術大学大学院修士課程修了

2014年 「exhibition 2014理化学展示プロジェクト 独立法人理化学研究所 横浜
2015年 「宮崎優花 油絵」、SenArtGallery、東京
2016年 「自画像の痕跡」、DiEGOGallery、東京

物質/形態/変化/存在/痕跡/永続

推薦者

福田 篤夫 / Atsuo Hukuda

彫刻家/CONCEPT SPACE主宰

[推薦者コメント]

不特定の壁面に整然と存在する色の矩形。あまりにひっそりと空間にとけ込み、まるで観ることさえ拒んでいる様です。リネンに、または綿布に染み込む灰汁の重層に、まるで色を染めた”タトゥー”とも思えるような”厚手の平面”は、緑青色にも見えるマットな色によっても物性感を醸し出しています。剥落を意味する予定不調和のクラッグの入った灰汁表面は、不規則な関係で私達に対峙していますが 、その絵画としてのテキストに目をやると、それは「絵画の演習」あるいは「実験する絵画」なのかも知れません 。通常それらの矩形が壁面にあった時、いっそうの矩形と矩形に 広がる”間”が、ストイシズムにも似た日本的静寂を提供してくれます。表現する事を積極的に拒んでいるようにも見える行為の集合体は、美術を観るというあまりにあたりまえなことについて、私たちに疑問符をなげかてくれているようです。”そこにあるものが絵画である” と認知するのか、自らの絵画の認識に照らし合わせての判断なのかと、若手の台頭するアートシーンのなかで、時流に無縁な不屈な存在感を醸す若いアーティストのひとりです。