安藤孝浩
1965年8月29日 東京生まれ
東京藝術大学美術学部絵画科油画卒業
サイエンスとアートをテーマに美術館、科学館などで活動。主な活動歴は2013年、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で宇宙芸術『お地球見』を国際宇宙ステーション、「きぼう」日本実験棟にて実施。2004年、植物の種子から発生する微弱光(バイオフォトン)を光電子増倍管で捉えリアルタイムに映像化する作品を発表。文化庁メディア芸術祭にて審査委員推薦作品に選ばれる。
主な展覧会歴(抜粋)
2014年 「ミッション[宇宙×芸術]-コスモロジーを超えて」東京都現代美術館、東京
2013年 「六本木アートナイト2013」 六本木ヒルズ 毛利庭園、東京
2011年 「文化庁メディア芸術祭巡回企画展in 宮崎」みやざきアートセンター、宮崎
2007年 「サイレントダイアローグ見えないコミニュケーション展」NTTインターコミュニケーションセンター[ICC]
私はこれまでの作品"フォトンカウンティングシリーズ"で光そのものを素粒子レベルで表現してきました。今回の作品は、私達が見ている風景は物質に反射した光が網膜を刺激して映像として捉えているといった光と物質の関係について考察しました。風景をマスキングすることによって、物質ではなく光という媒体の存在を際立たせています。