戸谷森

戸谷森

Prize

寺内俊博 シブヤスタイル 賞

Silver Prize

高橋信也 賞

1980年埼玉県生まれ。2007年多摩美術大学大学院絵画科卒

主な展覧会、2008年「it's about that time」/トキアートスペース、2009年「rule of」/zaim、2010年「make the wall」/秋山画廊、2011年「voca2011現代美術の展望ー新しい平面の作家たち」/上野の森美術館、2012年「P.I.C.K.U.P」/秋山画廊、2012年「森啓輔 企画 vol.1 絵画の Poly-morphology高石晃・戸谷森」/switch point、2012年「なみゆくながら」/アキバ多摩美、2013年「air pocket」/秋山画廊、2014年「air pocket」/秋山画廊 等

信号機の青は「進め」で、赤は「止まれ」と簡単に文章に置き換える事ができる。では黄色を訳すと、どういった文章になるのだろうか。「注意しながら進め」、「なるべく止まれ」、「極力止まった方がよいが、後ろに車が来ているようなら進んでもよい」など考えられるが、面倒くさい文章になるのだろう。状況において概念が変化する必要があるからしょうがない。この曖昧でたえず変化する領域で起きる状況にどう対処するのかを運転手は判断し続けている。これは絵を描く事にそっくりだと思った。