川久保 ジョイ
Silver Prize
東出菜代 賞
1979年 スペイン、トレド市生まれ
2003年 筑波大学大第二学群人間学類
2016年 「Fall」、資生堂ギャラリー、東京
2015年 「To tell a (hi)story」、Husk Gallery, ロンドン
2015年 「VOCA2015」、上野の森美術館、東京
2013年 「内臓感覚(オル太x川久保ジョイ)」、21世紀美術館、金沢
2013年 「ソヴリン財団アジア美術賞ファイナリスト展」エスパス・ルイ・ヴィトン、シンガポール
川久保ジョイは、しばしば、目に見えないものを可視化するような形で、様々なメディアを行き来します。写真のみならず、サウンド、映像、ネオン管、パフォーマンス、建築介入、ファウンド・オブジェクトや、時には香水の作品などを用いて、その都度の企画やテーマに強く関連した、コンテキストの中から作品を作り、展覧会ではこれらを組み合わせた緻密で推理的なインスタレーション空間を作りあげます。 経済指標や金融トレーダーの予測を建築介入に用いて壁をグラフの形に研磨した作品、線量が高濃度の場所に数ヶ月間埋めた写真フィルムを現像した作品や、自らの祖父や父とのインタビューを組み合わせた日本と戦争の関係などテーマも幅広い。