額賀 苑子
1989年 神奈川県生まれ
2015年 東京芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修士課程修了
2012年 「ippaiippai」、東京芸術大学彫刻棟玄関ギャラリー、東京
2015年 「3331アートフェア 2015 ‒Various Collectors Prizes‒」、3331 Arts Chiyoda、東京
2015年 「Duet series vol.3 額賀苑子・天明里奈二人展」、Gallery Jin Projects、東京
2015年 「アートアワードトーキョー丸の内2015」、丸ビル1階マルキューブ、東京
2016年 「Form 〈形態〉Part1 須崎祐次×額賀苑子」、エモン・フォトギャラリー、東京
女性が求められる姿と、そのままの姿であろうとするときに生じる美と醜の対立、事物を認識したり判別する際の我々の視覚への依存度とその不確かさなど、日々生活する上で誰もが少なからず抱える矛盾やズレに関心を持ち制作をしています。身体を最も身近で一般的な物差しであると考え、その厚みの中で何を言えるのか(または言い得ないのか)を探るために、彫刻という強い実在感を持つメディアを通じて、視ることの不確かさ、判然としなさを表現することを試みています。それにより視覚や造形への再考のきっかけを作ることができればと考えています。