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藍仲軒 / Chunghsuan Lan

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Lockdown Universe: The Square

Lockdown Universe: The Beam

作家情報

藍仲軒

藍仲軒

1991年 台湾生まれ
2016年 プラットインスティチュート美術修士課程卒業
​2016年「Babylone- U.S.A.」、Pierogi Gallery、ニューヨーク(アメリカ)
​2016年「Insomnia」、Pratt Institute Steuben Gallery、ニューヨーク(アメリカ)
​2018年「YES Taiwan VII」、Aki Gallery 、台北(台湾)
​2018年「Sights/Sites」、Good Underground Art Space、花蓮(台湾)
​2019年「Li Yuan-chia and Homages to」、Each Modern、台北(台湾)

“私は、どこにも属さない。私の中を流れる血、ジェンダー、生まれた国、代々受け継がれてきた文化、与えられた教育……物心つく前から私に絡みつき、私を束縛し、自由意志を妨げるものたち。生まれる家は選べない。選択の余地なく、その家が社会化の基盤となる。私は、私にとって必要のないものは捨て去る。たとえそれが家の期待に反しようとも。私は、私が必要とするものだけを持って前に進む。その先の天国か、はたまた地獄を探して。” — 藍仲軒 本作「Lockdown Universe」は、複数の黒いイメージから成り、作家の幼少期の記憶(罰として暗い部屋に閉じ込められた)に基づき室内空間を再構築した作品である。それぞれのイメージは、35mmカメラを用いて撮影され、真っ暗闇の中で露出した後、デジタル処理によって構成されている。当時の記憶と現在の解釈が交わり、その小さな空間 - the Lockdown Universe(閉ざされた宇宙)が暗闇の中に浮かび上がる。

推薦者

アーツ千代田 3331

[推薦者コメント]

チュンシュン・ランは台湾、台北出身のアーティストであり、ニューヨークでアートを学び、2017年にフィンランドのArteles Creative Center、及び2018年にはアーツ千代田 3331のAIR3331のアーティストインレジデンス滞在を経て、現在は台湾の台北市にて活動を行っている。写真や詩作、映像、音響インスタレーション等の作品を通じて、一貫して「自由」「伝統」「死」、そして「闇への欲求」等のテーマで作品を制作している。それらのテーマは自身の経験やアイデンティティに徹底して向かい合い、抑圧から自由になるための作家の叫びのようでもある。だが、あまりにもチュンシュン・ランが表現する暗闇は美しい。そして、その暗闇の中に身を委ねてしまいたいと思うほど幻想的で魅惑的だ。 近年台湾のコンテンポラリーアートシーンでも波にのり、国際的評価も高まるチュンシュン・ランの日本で初めてのアートフェアの場が、今回の3331 ART FAIR 2019となる。名前を覚えておいて間違いのないアーティストの一人。