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宮北 裕美 / Hiromi Miyakita

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Drift

Drift Trace Upward

Drift Trace Side

作家情報

宮北 裕美

宮北 裕美

兵庫生まれ
1997年 イリノイ大学芸術学部舞踊科卒業
2013年「Soul Cleansing」、Sin Sin Fine Art、香港(中国)
2015年「Permanent Red」、MediaShop、京都
2016年「point A ⇄ point B」、ozasahayashi_project、京都
2018年「Motion / Clip」、BLOCK HOUSE、東京
2018年「NOTATING BEAUTY THAT MOVES – MUSIC AT AN EXHIBITION」、Artistree、香港(中国)

7年前に京丹後市に移住してから、暮らしの中で身近にあるものはすべてダンスをしていて、美しい線やパターンを生み出していることが見えてきたので、振付家がダンサーに振付けるのと同じ感じで、身近な物に踊ってもらうようになりました。映像作品「Drift」は昨年の香港の発表を経て、今年はスウェーデンで発表する舞台作品で私自身との共演になりそう。「Drift Trace」シリーズは、ダンスを静物としてとどめてみました。

推薦者

アーツ千代田 3331

[推薦者コメント]

ダンサーとして表現活動を続ける宮北さんは、場や音、空気、時間、息づかい、光や風など周囲のものごとやそれらの関係性を自身の体を媒体として捉えてきた。研ぎ澄まされた五感で感受した出来事を、指先のひとつひとつにまで行き渡らせていく。その瞬発力やセンシティビティは、美術作品においても彼女特有のものとして表れているように思う。‘ささやかな実験’のような試みは、そのシンプルさに反するほど大きな発見を日常にもたらしてくれるし、日々の生活の中で積もり埋もれてしまう感情を繊細に掬い取っていく表現は、ありのままの生き方に寄り添う肯定感にあふれている。彼女が「いま・ここ」に向き合う姿は、潔く、たおやかだ。その姿勢は、芸術表現とは作品を介して人と人が触れ合うことだという根本を、改めて思い返させてくれる。