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金 仁淑 / Insook Kim

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Between Breads and Noodles, Grandfather and I

©Insook Kim

作家情報

金 仁淑

金 仁淑

1978年 大阪生まれ
2005年 漢城大学校芸術大学院西洋画科写真映像専攻修了
2008年 個展「sweet hours」、 光州市立美術館、光州(韓国)
2014年「ゴー・ビトゥイーンズ展 こどもを通して見る世界」、森美術館、東京
2018年「AS_pedia Project Vol. 2 A TALE OF KOREA AND JAPAN」、Institute of East Asian Studies IN-EAST、デュイスブルク(ドイツ)
2018年「愛について アジアン・コンテンポラリー」、東京都写真美術館、東京
2018年 個展「Between Breads and Noodles」、BMW Photo Space、釜山(韓国)

人々の活動領域が広がるにつれて『個』の概念が血族、地域、国、地球へと拡張してゆく過程に関心を持っています。コミュニティの中にある個々のアイデンティティと関係性に注目し、主に写真や映像を用いてコミュニケーションの過程を収めた作品を発表してきました。今回は1960~1970年代に大韓民国の国家政策によって炭鉱夫と看護婦としてドイツに移住した人々とその家族を訪ね、ヨーロッパの中のアジア人として生きる姿を収めた『Between Breads and Noodles』から写真作品を出品します。

推薦者

笠原 美智子

石橋財団ブリヂストン美術館副館長

[推薦者コメント]

金仁淑(金・インスク)の代表作〈サイエソ:はざまから〉(2009年-)は、在日コミュニティの家族の肖像である。そこには何人もの「私」が登場する。南北の二つのコリアと日本という三つの国を背負った「在日」コミュニティであるが、彼女の作品は、「在日」という一言でくくられ政治的な存在として理解されてしまいがちな日本に生きている「在日」の人々の多様さを生き生きと表している。彼女の作品は、何がリアルで何が演出なのか、伝統や文化とは何なのか、家族とは何かを問うている。東京とソウル、世界を舞台に、日本語、ハングル、英語そして関西弁を駆使して展開する彼女の作品は自由で楽しげだ。