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Artists

楊 珪宋 / Keiso Yo

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黄金町の野草

※写真は参考作品です。

黄金町の野草(自分を抱いていたタンポポ)

※写真は参考作品です。

心臓

※写真は参考作品です。

黄金町の野草(眠れない茎をもつキク科の植物)

※写真は参考作品です。

作家情報

楊 珪宋

楊 珪宋

1985年 名古屋生まれ
2009年 名古屋造形大学大学院造形研究科修了
2014年「仮想のコミュニティ・アジア黄金町バザール2014」、ハツネウイングD-3、横浜
2016年「Identity XII-崇高のための覚書-curated by Taro Amano-」、nca | nichido contemporary art、東京
2018年「黄金反射町 nwoT noitcelfeR dolG」、福利社 FreeS Art Space、台北(台湾)

「生命の根源的な現象やその活動」に関心を持ち、様々な発見を楽しむことで、そのイメージを作品に取り込んで展開してきました。今回の作品では、身近に生きる植物に強いつながりを感じたことから、植物と人間を題材にし、それらの共通する形態や生命の宿命のようなものを重ね合わせ、制作に取りかかりました。私は、これらの作品を通し、生命全体のアイデンティティーを探り共生を実感したいと思っています。

推薦者

原 万希子

インディペンデント・キュレーター/秋田公立美術大学国際交流センター、アドバイザー

[推薦者コメント]

陶素材を使ったユニークな作品を制作する楊珪宋は、2014年より3年半横浜の黄金町に天竺大工房と名付けた小さなスタジオで多作な作品を生み出し、近年は、横浜市民ギャラリーあざみ野ショーケースギャラリーでの個展や黄金町バザール、台北でのグループ展などで精力的に発表をする新進気鋭のアーティストだ。原色で細密に彩色された心臓や脳の形をした陶磁器、纏足のねじれた脚、縄文土器や女土偶の花器。一度見たら脳裏に焼き付いて離れない、内臓や肉体をモチーフにした楊の作品は、在日中国人である彼女のアイデンティティーの揺らぎ、不安や恐怖と対峙するための必然性を内包していると同時に、ポップでユーモラスでもあり、独特なエネルギーを放っている。近年は身体的なテーマから、雑草などの生物をモチーフに「生命の根源性」を探求し、2018年の黄金町バザールでは、それらを独自な手法で場に介入させるインスタレーションを試み、詩的な美しい空間を生み出していた。今後の活動に目の離せないアーティストだ。