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Mara Cozzolino / Mara Cozzolino

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Royal

©Mara Cozzolino

作家情報

Mara Cozzolino

Photo by Stefano Fusaro

Mara Cozzolino

1975年 トリノ生まれ
2014年「Japanned!」、Gallery Ten、エディンバラ(イギリス)
2017年「Beauty of Mokuhanga: discipline and sensibility」、マノア大学、ホノルル(ハワイ)
2018年「Japan」、West Yorkshire Print Workshop、ウェストヨークシャー(イギリス)
2018年「Fragment encounters」、サンタンデール(スペイン)
2018年「Woolwich Print Fair」、ロンドン(イギリス)

11歳のころから版画に魅了された私は様々な技法を経て、環境へやさしく制作スペースを必要としない木版画に至りました。近年は樹木と星空を制作しています。小さな穴の無数に開いた版木を何度も摺ることで星を表現し、複雑な枝は墨によりできる限りベタに摺ります。これらの木々は落葉した冬季に撮られた古い写真のスクラップから生まれたものです。それは木版画でこそその魅力が引き出されます。スケッチを繰り返してエッセンスだけを引き出し、各々が識別され得るだけの特徴を残しながら抽象的で幾何学的なイメージに変換するのです。

推薦者

CfSHE Gallery

[推薦者コメント]

Mara Cozzolinoはイタリアのトリノを中心として世界でも活動する版画アーティストです。富士河口湖での水性木版画AIRに早くから参加し、そこで培った技法で制作を続けています。彼女の作品は木版画の採用により、そのスタイルが著しく変化しました。現在は夜景に生える樹木のシルエットを中心として、透明絵具と和紙とが生み出す木版画独特の柔らかな表現に逆らうように暗闇を追及しています。そのモチーフはもとより構成や色の表現は西洋芸術の感覚に通ずるものであり、それを和の技法から引き出すことによって対極にある両文化の融合や比較といった普遍的テーマが見てとれます。