若松友治 賞

Collectors' Prizes
若松友治 賞|Yuji Wakamatsu Prize
Selector
若松友治|Yuji Wakamatsu
一般社団法人淡路エリアマネジメント事務局次長
Selected Artist
水野里奈|Rina Mizuno

Prize Statement

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今回のアートフェアに参加する前提として、あくまで個人の感覚によるものですが、自分が作品を購入する際のルールに沿って、自分の心が感じた場合に作品の購入(そばに置きたい衝動)に至ります。その際、必ず作家の方にお会いして、話を伺って作品の生い立ちを聞き、そこに込められた想いを直接感じ取る作業を行っています。

1. 館内を遠目に見渡して(5往復ほどしました)気になった5作品の内の一つ。
2. 5点の作品を近寄って観て、自分の体感的に何か響いた作品が3作品。
3. 3作品のうち、アーティストに会って話を伺うことができた唯一の作品。
4. 水野さんの話を伺って、
・シルクのような織物のタッチ、吸い込まれるような深い感覚が生まれてきた経緯。
・深い織り込みの中に日常の風景(食卓)があったことが、面白いと感じたこと
・感覚的に生まれた空白(余白=白い四角の空白)
といったことに興味が湧いたこと。
5. 水野さんがわかりやすい言葉で作品を語って頂き、親しみ(親近感)が湧いたこと。
6. 作品を展示したい空間に活力が生まれる感じがしたこと。
7. パブリック、プライベートな空間、どちらにでも作品をそばに置きたいと感じたこと。

が主な心と気持ちの動きです。ちなみに、自分はアートに対しては「素人」です。たまたま立ち寄ったギャラリー、展覧会などで気にいった作品と出合った場合に購入することがあるというタイプの「素人」のプチコレクターです。結果として、若手作家の作品(引力)に引き寄せられる傾向が強いと思われます。なぜでしょうか。今までにない若葉のような新鮮な感覚(出会い)に惹かれる感覚です。

作家の方と会話をしてつながり、気にいった作品がお気に入りの空間に佇んでいる風景。
シンプルですが、これが「素人」の自分の喜びと感じています。

Profile

安田不動産株式会社より淡路町の再開発組合事務局に7年間在籍しワテラスの再開発事業に従事。
現在は神田淡路地域、WATERRASを活動拠点とする淡路エリアマネジメントにおいて、学生の活力を巻き込んだ神田らしい地域密着型の、新・旧住民、ワーカー、学生を交えたコミュニティづくりを目指したまちづくり活動を展開。今回は、普段の生活に活力を与えるアート好きが高じた「プチアートコレクター」の一個人として参画。

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