Special Event
■ナイトラウンジ トーク「コレクターはじめの一歩」
■登壇者 大坂恵一(アート・コレクター、団体職員)
塩入敏治(アート・コレクター)
田中英雄(アート・コレクター)
敦賀信弥(アート・コレクター、ARTSIGHT 主宰)
中尾浩治(アート・コレクター、テルモ株式会社) ※敬称略、五十音順
どんなコレクターの方でも一番最初に作品を購入した時の、"はじめの一歩"があります。 多彩なコレクターがそれぞれの始めの一歩を踏み出したエピソードから現在のコレクションまでのストーリーを紐解きます。先輩コレクターの話を聞くと、少しだけ作品を買うことが身近になるかもしれません。
■登壇者プロフィール
敦賀信弥(アート・コレクター、ARTSIGHT 主宰)
20代前半からアートのコレクションをはじめて、以来40余年。20代半ば現代美術の先駆け的ギャラリスト南画廊の志水楠男と、詩人であり美術評論家で日本にはじめてシュルレアリズムを紹介した人物でもある瀧口修造のふたりの知遇を得て、現代美術に目覚める。40代後半からそれまでの海外作家一辺倒のコレクションを反省し、日本人の若手美術家支援にシフト。
作品購入だけでなく、作家たちにギャラリーを紹介したりして今に至っている。数年前からfacebookでアートのレヴューを掲載しています。
田中英雄(アート・コレクター)
2000年からアートコレクションを始める。きっかけは、2000年に観た ある現代美術作家の個展。「現代美術・作品を買う人がいない。」と聞き、作家へのささやかなサポートになればと考え購入を始める。日本の若い無名の作家を中心にコレクションして来た。。今年・2014年、自分の仕事の転機を機に、コレクション・スタイルをリセットし始める。日本の若い作家の作品 以外にも、日本の歴史的に絵画の流れを感じる作家、可能性を感じる海外の若い作家 を追って行きたいと思っている。
大坂恵一(アート・コレクター、団体職員)
横浜市内の社会福祉法人に勤務しています。仕事のかたわら、週末に美術館やギャラリーに足を運ぶようになったのは、20年ほど前。初めて現代アート作品を購入したのもその頃でした。それ以来、斬新で刺激的な表現や、現代社会や人間の内面をリアルに捉えたような作品を求めて、細々とコレクションを続けています。
塩入敏治(アート・コレクター)
コレクター歴35年のサラリーマン・コレクターです。現存作家で時代を共感できる作家の作品をジャンルや内外作家を問わず観ています。なかでも、近年はパフォーマンスを主体としたアート作品や写真・映像作品などに興味を持っています。また、観るための努力も鑑賞のうちという信念で、情報収集や現場主義を徹底しています。