小田井 真美

AIRプログラム・ディレクター

1966年広島県生まれ。2001年から02年まで「とかち国際現代アート展デメーテル」事務局を経て、03年よりNPO法人S-AIRに所属。「札幌国際芸術祭(SIAF)2014」のチーフプロジェクトマネージャーの後、現在は「さっぽろ天神山アートスタジオ」のAIRディレクターとして、アーティスト・イン・レジデンス(=AIR)の運営を行う。TransArtist(オランダ)で文化政策とAIRネットワ-キングについて研究を行うなど、AIR事業とその背景に係わる調査研究に萌え。

推薦コメント
アートが生きることであり、さらに私がアーティスト・イン・レジデンスの視点を持つために、人生は常にアーティストとともにあります。だから作品とアーティスト自身を切り離して見ることができません。彼らはわやでとっちらかっている世界の中で生き、その世界の中で自分の理屈に従順になにかをひねりだしています、しかもかなりおせっかいでもあります。その態度そのものが私の生きる力にもなるわけです。たぶん、私の、だけじゃなくくたびれた世界の生きる力になるんじゃないかなと思うわけです。作品はアーティストそのものであり、また別の人格を宿した他者でもあります。人生のおともに加えてみてはいかがでしょう。