メインギャラリーエリア 作家Main Gallery Area Artist
※写真は参考作品です。出品作品とは異なる場合がございます。
※Photos are for reference only. Actual artworks on display may vary.
作家情報 / Artist Information
dot architects
2004年 大阪で設立
2013年 「瀬戸内国際芸術祭2013」、小豆島、香川
2016年 「第15回 ヴェネチア・ビエンナーレ 国際建築展」 、日本館、ヴェネチア
2016年 「見えてる風景/見えない風景」、高松市美術館、香川
2016年 「京都国際舞台芸術祭 2016 researchlight」、ロームシアター京都、京都
2017年 「ニュー“コロニー/アイランド”3 ～ わたしのかなたへ」、アートエリアB1、大阪
私たちが建物に入らない日はほとんどありません。そしてそれらの建物にはすべて重力が働いており、その重力に抗って屋根や床を持ち上げるために柱があります。地球の中心と宇宙を結ぶ柱は、建築にとってとても大切な部材であると同時に、はるか昔から依り代でもあります。柱が１本立てば依り代になり、２本立てば境界ができ、３本以上立つと領域ができます。私たちがこれまでに設計してきた建築やインスタレーションは柱に特徴があるものが多くあります。その柱を1/10のスケールにして取り出しました。
dot architects
2004 Born in Osaka
2017 “New Clony Island3” Art Area B1 (Osaka, Japan )
2016 “researchlight, KYOTO EXPERIMENT 2016” ROHM Theatre Kyoto (Kyoto, Japan)
2016 “Visible / Invisible Sceneries”TAKAMATSU ART MUSEUM (Kagawa, Japan)
2016 15th International Architecture Exhibition 2016 – Venice Biennale (Venice, Italy)
2013 “ART SETOUCHI 2013” Shodoshima (Kagawa, Japan)
There is hardly a day when we don’t work on buildings. And all of our buildings use gravity, withstood by columns that support the roofing and flooring. Drawing together the center of the earth and space, columns are a highly important part of architecture, while throughout history they have also served as a main support system. One column creates a point of support, 2 pillars make a boundary, and then 3 columns form an area. In all of the buildings and installations we have designed up until now, a majority involves columns. We now take these columns out and display them at a 1/10 scale.
推薦者 / Selector
アーツ千代田 3331 / 3331 Arts Chiyoda
[推薦者コメント / Comment by Selector]
家成俊勝、赤代武志により2004年共同設立された建築事務所。大阪・北加賀屋を拠点に活動を行なっており、建築設計だけではなく、さまざまなアートプロジェクトにも関わっています。かつて"つくるもの"だったはずの家が、現在では"買うもの"として認識され、家と人との関係性が希薄になっているのではないか。このような思想のもと、住み手も住居づくりに介入できる仕組みをつくり、その関係を改めて問い直す試みを続けています。彼らの作品は、建築やデザインというよりもライフスタイルやコミュニケーションのあり方の提案として、私たちに新たな気づきをもたらしてくれます。