Happy and Glorious
©Shino Yanai
※写真は参考作品です。
Happy and Glorious
©Shino Yanai
※写真は参考作品です。
Happy and Glorious
©Shino Yanai
※写真は参考作品です。
Blue Passages
©Shino Yanai
※写真は参考作品です。
柳井 信乃
1979年 奈良生まれ
2018年 ロイヤル・カレッジ・オブ・アート、 MA Photographyコース修了 (with Distinction by thesis and Photography Prize)
2013年「WHAT WE SEE」、国立国際美術館、大阪
2013年「青森EARTH 2013 すばらしい新世界_再魔術化するユートピア」、青森県立美術館、青森
2016年「Blue Passages」White Conduit Projects、ロンドン(イギリス)
2016年「Art Public – Now You See Me」、Louvre Museum – Auditrium、パリ(フランス)
2018年「TBCTV」、Somerset House – Lancaster Room、ロンドン(イギリス)
美が権力や暴力と切り離せないものであることから、国家や美の問題を掘り下げ制作しています。特に、国家や美の問題に関して社会から抑圧されているトラウマに関心があります。
毛利 嘉孝
社会学者/東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科教授
[推薦者コメント]
柳井信乃は、不穏な作家である。彼女が不穏なのは、彼女が絶えず死者と対話し、時にシャーマンのように死者に身体を提供しているからである。阿部定やヴァルター・ベンヤミンといった歴史的人物を作品の題材に選んできたのは偶然ではない。興味深いのは、柳井信乃が霊的な存在を召喚する際に、悪魔祓いをするのではなく、むしろその悪魔的な力を最大限自分の力へと奪還しようとしていることだ。この世とあの世との結びつける回路を密かに作ること。それは、デジタルメディアの時代の霊媒師としてアーティストを蘇らせる試みである。