土屋裕介
Yusuke Tsuchiya
出品作家
Artists
展示情報
土屋裕介個展 「node 」
交わりを持つ結節点を示す「node」を、タイトルに掲げる本展において、土屋が目論むのは境界線を有さない「中間の場所」の創出である。それは、複数の固有の対象が内と外の境を溶解させ、曖昧さを保持する「余白」に満たされた場ともいえる。人間の像（イメージ）の集積であり、かつ空虚を内在する土屋の彫刻は、鑑賞者が見つめるその先に過去の記憶や感覚を投影するための「node」となって、無数の他者の視線を脆弱で繊細なその表面に受け止め、佇むことだろう。
会期：2022 年 10 月 8 日 （土）ー 11 月 13 日 (日)
開廊時間：12時 – 18時
会場：Gallery KIDO Press (3331 Arts Chiyoda 2F 204)
WEBサイト：www.kidopress.com
出展者情報
Exhibitor Information
ギャラリー キドプレスは、版画、絵画、立体作品を中心とした現代美術の企画展を定期的に開催しています。これまでに鴻池朋子、束芋、三沢厚彦をはじめ、ウィスット・ポンニミット、O JUN、小林孝亘、町田久美などの展覧会を新作版画の出版発表と連動しながら行ってきました。また、テリー・ウィンタース、ジョン・カリン、キキ・スミスなど海外の第一線で活躍するアーティストの紹介に加えて、小畑多丘、土屋裕介など期待の若手アーティストの企画展示にも力を入れています。このように、併設の版画工房で刷り師と作家の親密なコラボレーションによる版画制作をしながら、さらなるギャラリープログラムの充実を図っています。
Gallery KIDO Press regularly holds exhibitions of contemporary art centered on prints, paintings and Sculptures.So far, we have held exhibitions such as Tomoko Konoike, Tabaimo, Atsuhiko Misawa, Wisut Ponnimit, O JUN, Kumi Machida, and Taku Obata in conjunction with the publication of new prints. In addition to introducing artists active at the forefront of overseas such as Terry Winters, John Currin, Kiki Smith, we are also focusing on planned exhibitions of young artists such as Oishi Nao and Yusuke Tsuchiya. The In this way, while making prints in close collaboration between the printers and the artists at the print studio, We are working to enhance the gallery program.