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駆動
※写真は参考作品です。
記憶
01
ナカダ マコト
1991年 東京生まれ明星大学造形芸術学部卒業 2018年「[ぐちゃぐちゃ]彫刻展」、デザインフェスタギャラリー、東京 2018年「チエトセイメイノ木」デザインフェスタギャラリー、東京
ex-chamber museum
木彫での表現に斬新なテイストを持ち込むニューカマー。ナカダマコトは印鑑などに用いられる高硬度の木材の表層に、極めて緻密に電子回路を彷彿とさせる抽象的なモチーフを彫り上げます。樹木という生命の存在そのものへも思いを馳せ、幾重もの時代を経てそれらの身のうちに内包し蓄積させる情報を具現化させるというコンセプトを実行するにあたり、回路のかたちを採ることでリアリティを導き出し、同時に複雑かつ緻密なヴィジュアルをスマートに表出させています。本来生命として息づいていた木材そのものの有機性と、回路の無機質で機械的な質感とのギャップもナカダの作品のユニークさを鮮やかに際立たせます。テクノロジーも巧みに駆使しつつ、高い技巧性を以て創出される新たな木彫の世界を堪能していただければ、と願う次第です。
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[推薦者コメント]
木彫での表現に斬新なテイストを持ち込むニューカマー。ナカダマコトは印鑑などに用いられる高硬度の木材の表層に、極めて緻密に電子回路を彷彿とさせる抽象的なモチーフを彫り上げます。樹木という生命の存在そのものへも思いを馳せ、幾重もの時代を経てそれらの身のうちに内包し蓄積させる情報を具現化させるというコンセプトを実行するにあたり、回路のかたちを採ることでリアリティを導き出し、同時に複雑かつ緻密なヴィジュアルをスマートに表出させています。本来生命として息づいていた木材そのものの有機性と、回路の無機質で機械的な質感とのギャップもナカダの作品のユニークさを鮮やかに際立たせます。テクノロジーも巧みに駆使しつつ、高い技巧性を以て創出される新たな木彫の世界を堪能していただければ、と願う次第です。