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小坂 学 / Manabu Kosaka

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#207【watch】

※写真は参考作品です。

#214【digital watch】

※写真は参考作品です。

#217【portable radio】

※写真は参考作品です。

作家情報

小坂 学

小坂 学

1979年 大阪生まれ
2001年 嵯峨美術短期大学環境デザイン学科卒業
2018年「If I feel beautiful, I want to make it anyway.」、日本橋高島屋2階アートアベニュー、東京
2018年「絵の旅 vol3. 私の場所 私たちの風景 - 特別展示 小坂学」、MA2 Gallery、東京
2018年「静物2018」、ex-chamber museum、東京

自身が愛着を感じる、もしくは憧れる対象物に対し、その気持ちの深さや強さをアーティストとしてどう表現するか。この命題において小坂は「再現性の高さ」にひとつの答えを導き出し、相応の時間と圧倒的な技術をかけてケント紙でひとつひとつの作品を完成させていく。実物大で再現される作品は、時計の文字盤の文字や機構、布や皮素材、電子機器の基板の部品などもすべて紙により生々しい質感で作り込まれ、一切の妥協を排して自らの信ずるスタイルを邁進し、紙表現の可能性すら更新する小坂の姿勢もそのディテールから強く伝わってくる。

推薦者

ex-chamber museum

[推薦者コメント]

自身が愛着を感じる、もしくは憧れる対象物に対し、その気持ちの深さや強さをアーティストとしてどう表現するか。この命題において、小坂は「再現性の高さ」にひとつの答えを導き出し、相応の時間と圧倒的な技術をかけてケント紙でひとつひとつの作品を完成させていきます。リアルサイズで再現される作品は、時計であれば文字盤の文字や内部の機構、電子機器であれば基板のICをはじめとするあらゆる部品などもすべて紙で作り込まれます。鑑賞者はそれらが紙という身近な素材で出来上がっていることへの驚きに加え、圧巻の精度の高さにより一切の妥協を排してつくり続けていく小坂の姿勢もしっかりと、極めて濃厚に感じ取れます。2017年あたりからtwitterなどで大いに話題を集め、紙での表現の可能性すら更新し続けるその凄まじい精巧さを、多くの方にぜひ直にご覧いただきたいと思っています。