FRAKTA
※写真は参考作品です。
FRAKTA
※写真は参考作品です。
Photo by Naoki Takehisa
石毛 健太
1994年 神奈川生まれ
2018年 東京藝術大学大学院修士過程修了
2017年「カーゴ・カルト in KENPOKU」、茨城
2017年「Escape from the sea」National Visual Arts Gallery、クアラルンプール(マレーシア)
2018年「変容する周辺 近郊、団地」、東京
美術家、キュレーター、DJ。 物語の読み替えや都市論をテーマに製作する。
[推薦者コメント]
石毛健太は、団地や郊外における実践をもとにした都市論の再興というテーゼを掲げ活動している。都市の街区をヴァーチャルな眼差しで皮膜化することで、その内部のスケルトン構造にも焦点を当てる相互補完的な視点をもつ。一切気取ることなく、平凡でありふれたものをサンプリングしていく姿勢は、都市にとって異質でないもの、それらへの都市生活者特有の距離感をもつ。わたしたちの生活を豊かにするモジュールひとつひとつを採集し、ざらついたまなざしでもってそれらを受容する。それは依存するでも拒否するでもないアンニュイな態度を示している。