Lots of 3cm holes
※写真は参考作品です。
屋上エリア作家
友達の電話番号
※写真は参考作品です。
Swivel chair
※写真は参考作品です。
作家情報
小川 真生樹
1987年 愛知生まれ
2014年 東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻壁画研究領域修士課程修了
2018年「Plan 14」、あをば荘、東京
2016年「グループショウ」、RISE GALLERY、東京
2015年「3331 ART FAIR 2015 -Various Collections' Prizes-」、3331 Arts Chiyoda、東京
2014年「//////」、Alainistheonlyone、東京
2014年「I Don’t Know What My Work Is. 」、Space Wunderkammer、東京
ひねくれ男が木の下で ひねくれえほんを読んでいた たいそうおもしろそうなので たくさん観察してみたが いくらたってもその本の 内容まったくわからない 仕方がないのでその本を うばってむしって食べてみた
[推薦者コメント]
小川の「作品」はどこにあるか認識するのに時間がかかる。なぜならそれらは、日常における偶然の産物のようにそこに佇んでいるからだ。数年前に開かれた個展では、数台の掃除機がギャラリー内のコンセントにつながれた状態で設置され、あたかも片付けることを忘れたかのようであった。この小川による「レディ・メイド」はデュシャンのそれのように展示台の上に恭しく置かれることはなく、額装されることもない。したがって鑑賞者は「芸術とは何か」といった問にすらたどり着かない可能性もある。だがしかし、そこには既製品を作品化する小川の「意図」が確実に存在しているのである。私たちはどのようにその「作品」と戯れるのか、密かに試されているのかもしれない。